日野川・ねずみ猫
私、カレラ。ラブラドール・レトリーバーのお嬢さま。
毎日、とっても楽しく暮らしていたの。
あの日もユウッチと一緒に日野川に泳ぎに行ってたの。
暑い夏の日でした。
思い切り川に飛び込んでいっぱい遊んで
さぁ〜帰ろう!と土手にあがると…
なにやら、か弱い鳴き声が聞こえてくるの。
ユウッチと一緒にその声のするほうに行ってみると
ねっ、ねずみ?いえいえ…子猫だったのです。
段ポール箱に入れられて捨てられるのってよくある
最低のパターンだけど、それよりひどい仕打ちを
されていたのよ。まだ、目も開いてないのに、
そのまま置き去りにされていて…
それでも、そのねずみ猫はたちは、
必死に鳴きながら、土手を這い上がろうとしていたの。
私はちっちゃいのは苦手…でも、ユウッチが抱き上げて
おうちに連れて帰ったんだもの。仲良くするしかないよね。
きじトラ模様が3匹とまっくろが1匹
ユウッチはお部屋は別にしてくれたけど、
今までは私が何をするのもNO,1だったのに
お仕事から帰ってきても、私のお散歩より先に
ねずみ猫のお世話…
ちょっと、私、すねちゃった。
でも、目が開く前にきじトラの男のコが天子猫になって、
その時は私も悲しかったよ…
ほかの3匹は目も開き、どんどん大きくなって部屋中飛び回り
私のお部屋にも侵略してきたのよ。
もー私は本当にちっちゃいのが苦手なのよっ!
でもね、ユウッチが一生懸命新しい飼い主さんを探して
今はみんな幸せに暮らしてます。
そして、私にも平和な毎日が戻ってきたのでした。
私のように生まれたときからずっと幸せ!
ではないわんにゃんってたくさんいるのかな〜?
って少し心配になっちゃった。
みんな、みんな…幸せがいいよね。