僕は影丸

僕は影丸って言います。お父さんが、テレビを見ながら僕抱いていて、
その時影虎って、ひげのいっぱい生えたおじさんを見て、
「よし、影丸なっ!」てきまちゃッた。
でも、お母さんもお姉ちゃんもお兄ちゃんも僕のことを「マル」って呼んでます。
いたずらをして叱られる時は「影丸」って呼ばれるから
僕は、「マル」って呼ばれているほうが好きだな。

ところで、僕ね
もう4年以上前になるけど山のところにある動物保護センターって所にいたんだよ。
優しいおじさんや、お姉さんたちが僕たちのお世話をしてくれていたの。
お友達もいっぱいいて、僕はいっぱいご飯を食べて、いっぱい遊んで、いっぱい寝ていたの。
お父さんもお母さんもいなかったし、兄弟がいたのかも全然覚えていなかったけど、
センターのお世話をしてくれる人たちや、たくさんの友達のおかげで、寂しくなんかなかったよ。

そんなある日、センターの人が、僕と10人くらいのお友達と他のお部屋に移されてしまったから、
何をされるんだろうってすごく不安だったけど僕は眠たくなって、寝てしまっていたの。
なんかうるさいな〜って目がさめたら、柵越しに知らない人がいっぱいいて、
僕はびっくりしちゃったよ。
でも、センターのおじさんと何か話してて、ゲームみたいなことをしていたから、
関係ないやってもう一度寝ていたら、今度は、誰もいないの。
ま、お友達は一緒だし良いやって思っていたら、おじさんが来て、僕をお母さんに渡しちゃったの。
大きくなったから、今はわかるけれどお母さんとこに僕もらわれちゃったんだね。
でも、最初わかんなくってお母さんにもお姉ちゃんにもお兄ちゃんにも
どうしていいかわかんなかったんだけど
1週間たっても2週間たってもどうしていいかわからなかった僕を
優しくお世話してくれてたんだよ。

体の為よと注射も連れていかれたけれど(実は、僕これは大嫌いなの)
外はまだ、怖いことがいっぱいあるからって、お母さんは、おうちの中で
僕と一緒にいつもいてくれて、学校っていうところから帰ってくると
いつも僕と遊んでくれるお姉ちゃんたちがいたおかげで、
僕はすっかりこのお家が好きになってしまったよ。
今まで、注射もいっぱい打たれたし、5月ごろから、雪が降る頃まで、
お薬とかも飲みなさいって言われちゃうけど、
自転車を引いてお散歩するのも、お姉ちゃんたちと仲良く歩いてするお散歩も大好きさ。

そうそう、僕雨が降ったりしているときにごろごろなって、
ピカって光るやつあれ大嫌いなんだけどごろごろって言い出すと
いつもおうちのなかへ入れてくれるし風がきつくて雨がいっぱい降るやつの時もお家の中だから、
平気だけど近所のあいつは、どうしているのかな?

僕は、誰とも喧嘩したくないのにすぐに僕のことを噛みに来るやつがいるんだ。
いつも、散歩とかしてたら、急に「ずるいぞ」って噛みに来るんだけど
なにがずるいのか僕わかんないんだ。

これからもきっといっぱいいっぱいいろんなことがあると思うけど
今まで通り楽しく生活したいな。
だって、僕が、楽しそうにしていると
家族の皆が嬉しそうにニコニコわらっていてくれるんだもん。